2014年11月 あなたの一歩が未来をひらく 仕事・家族をめぐるこれからの政策

女性が輝く日本をめざして、政策が動き出しています。働く女性たちの前にあった目に見えない壁に、今度こそ穴があくのでしょうか。そう期待してもいいのでしょうか。
日本の両立支援策は、職場での均等推進に結びついていない。家族のかたちが多様化するなかで、「家族的責任」をもっと広く、深くとらえるべきではないのか---
働く女性一人ひとりの体験のリアリティから出発すべきだと指摘する下関市立大学教授・萩原久美子さんに、ジェンダーの視点からみた労働・家族の新たな政策、その可能性について語っていただきました。

講師プロフィール

●萩原久美子(はぎわら・くみこ)
下関市立大学経済学部教授
1989年~2003年、読売新聞記者。東京大学社会科学研究所特任助教を経て、現職。専攻は労働社会学、社会政策のジェンダー分析。
著書『迷走する両立支援 いま、子どもをもって働くということ』(太郎次郎社エディタス)
『復興を取り戻す――発信する東北の女性たち』(共編著、岩波書店)
『民主党政権 失敗の検証――日本政治は何を活かすか』(共著、中央公論新社)
『キャサリン・ニューマン著『親元暮らしという戦略――アコーディオンファミリーの時代』(共訳、岩波書店)ほか。

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